みなさま、こんにちは。

 

いよいよ11月になりましたね。私としては7月に埼玉に異動になってから、本当にあっという間の3か月が過ぎ、本日もおかげさまで充実した毎日を過ごしております。

日中は日差しが暑く、夜になると急に冷え込むようになり、皆様はお体を悪くしたりはしていないですか?

私は元気です。

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そんな私は埼玉県川口市にあるiGardenさいたま支店から近隣の越谷市、蕨市、草加市、さいたま市、春日部市、所沢市、入間市などに外構・エクステリアを通じて、皆様に元気で健康な生活をお届けしたい金田です。

 

私ごとですが、先日、東京都国分寺市の実家で祖父と祖母の七回忌法要を行いました。近親者で行ったのですが、なぜだかいろいろあって私が「献杯」させていただくことになりました。初めてのことで、とても戸惑ったのですが、「これも大人の階段なのだなぁ。」としみじみ感じ、時間の流れや自身の責任というものを考える機会になりました。

さて、今回の「防災・防犯」についてですが、外構・エクステリアのプランする際に考えて頂きたい防犯・防災対策について、お話させて頂きたいと思います。

最近、お客様からのお問い合わせでこのような案件に何度か対応させていただく機会がありました。それが「住人が高齢化したための外構・エクステリアのリフォーム工事」です。多くの場合が車いすなどで外出する際のスロープの造作などなのですが、単純にスロープを作ると言っても、そんなに単純なものではなかったりします。

スロープをつくる際にまず考えなくてはいけないことが、「車椅子を人が押して、建物から出入りする」ということです。そのためには車椅子が旋回するためのスペースや、そんなに勾配のきつくない坂が必要になります。まずご依頼いただく多くの場合は、敷地に制限があるため、車椅子のための十分なスペースや緩い勾配の坂を設置することが困難なのです。そのため、スロープをせっかく作っても結局、人力に頼らざるを得なくなり、あまり活用されないなんてこともあるようです。

また大概の住まいにある階段も、あまり配慮がない場合、敷地いっぱいに建物が建ってしまって、階段の踏面(奥行)、蹴上(高さ)があまり実用的でない寸法でしか設置が出来ず、健康なうちは大丈夫なのですが、年を取るごとに上り下りが大変なんてこともなるのです。

一つの目安として階段の踏面は30cm以上、蹴上は12~18cmです。皆様のご自宅はいかがでしょうか。

このような外まわりの状況だと年を取った際に勾配のきついスロープや階段に躓いてしまって、転んでしまって、取り返しがつかない怪我をしてしまうことも考えられます。

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住まいを考える際、どうしても建物内部のことをメインに考えてしまって、外回りのことは後回しになりがちです。できれば建物のプランニングと並行して、外構・エクステリアについても専門家と相談して頂ければと思います。

 

今回は商品などではありませんが、災害を防ぐという意味で、外構・エクステリアの計画段階から事前に防災対策をして頂きたいと考え、このような内容にしました。

 

以上、外構・エクステリアで、皆様の健康で安全な暮らしを少しでもサポートできたらうれしいiGardenさいたま支店の金田でした。

 

今日の一曲

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悲しみにさよなら/安全地帯